Common Library  0.9.5
DiffMethod_Central< F, T > クラステンプレート

差分法による導関数計算用関数 [詳解]

公開メンバ関数

 DiffMethod_Central (F f, T h)
 xの近傍を決めるための微小量を指定して構築 [詳解]
 
operator() (T x)
 xでの導関数 f'(x) の近似値を求める [詳解]
 

詳解

template<class F, class T>
class DiffMethod_Central< F, T >

差分法による導関数計算用関数

計算には中心差分を使う

f'(x) = [ f( x + h / 2 ) - f( x - h / 2 ) ] / h

テンプレート引数の F は導関数計算対象の関数の型、T は関数に渡す変数の型をそれぞれ表す。 MathLib::Create_DiffMethod_Central を利用することでテンプレート引数を気にせずに生成することができる。

構築子と解体子

◆ DiffMethod_Central()

template<class F , class T >
DiffMethod_Central< F, T >::DiffMethod_Central ( f,
h 
)
inline

xの近傍を決めるための微小量を指定して構築

微小量 h がゼロ以下の場合は assert を実行することに注意。

引数
f導関数を計算する対象の関数 f(x)
h微小量

関数詳解

◆ operator()()

template<class F , class T >
T DiffMethod_Central< F, T >::operator() ( x)
inline

xでの導関数 f'(x) の近似値を求める

引数
x導関数を求める対象のx値
戻り値
f'(x)の近似値

このクラス詳解は次のファイルから抽出されました: